英検準2級のリスニングテストってどんな内容なんだろう?
何点とれれば合格なのかあらかじめ知っておきたいのだけれど・・・
こんなお悩みありませんか?
この記事では、英検準2級のリスニングテストで合格するのに必要な点数から
練習のコツまで詳しく解説していきます。
ひとつでも悩みがありましたらぜひ最後まで読んでください!
自信がわきてきますよ!
この記事を書いたのは
【yo-ko先生!!】
趣味:英語学習
特技:翻訳
TOEICスコア:945点
英検:1級
子供英会話に講師も務める
英語学習のプロでございます!
そんな私が英検準2級のリスニングテストを合格できる様
徹底的に解説していますので
ぜひ参考にしてくださいね!
英検準2級【リスニングテストの合格点】
英検の筆記試験は100分間で、そのうち25分はリスニングテストになります。
英検では「読む」「書く」「聴く」「話す」の能力のすべてが測られますので、
リスニング対策もしっかりと準備して臨みましょう!
余裕をもって合格するには
英検準2級リスニングのCSEスコア(世界の他の英語試験と共通のスコア尺度、”Common Scale for English”)は、全30問で、配点は600点です。
一次試験のトータルCSEスコアの満点は1800点なので全体の3分1を占める配分ということになります。
英検テストでは
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
それぞれすべて、規定の点数に達しなければ合格することはできません。
つまり、ほかの技能で合格点が取れていて、総合点では合格基準に達していたとしても、
リスニングが合格基準点に達していなければ不合格となってしまうのです!
しっかりと対策をして臨みましょう!
英検準2級【リスニングテストの内容】
リスニングテストの形式は以下のようになります。
形式・課題 |
形式・課題詳細 |
問題数 |
問題文の種類 |
解答形式 |
会話の応答文選択 |
会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回) |
10 |
会話文 |
3肢選択 (選択肢印刷) |
会話の内容一致選択 |
会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
10 |
会話文 |
4肢選択 (選択肢印刷) |
文の内容一致選択 |
短いパッセージの内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
10 |
物語文説明文 |
4肢選択 (選択肢印刷) |
英検準2級【リスニングで合格点をとる】試験中に心がけること
リスニングテスト本番。
心掛けるだけで劇的に問題が解きやすくなる方法があります。
その方法とは「先読み」です。
知らないと損なので、是非実践に取り入れて下さい。
問題の先読みをする
英検準2級のリスニングテストでは
もしも余裕があれば、問題の「先読み」をしておきましょう。
英検準2級は、まず筆記試験(リーディング・ライティング)が行われ、
筆記試験の終了時間がくると自動的にリスニング試験に進みます。
しかし、問題冊子は筆記試験もリスニング試験も全て1冊にまとまっています。
つまり、筆記試験の途中でもリスニング試験の問題を見ることができるのです。
この特徴を生かして、筆記試験を早めに終わらせて、
余った時間でリスニング試験の問題をあらかじめ見ておくことを「先読み」といいます。
この「先読み」をするだけで、
どういった問題がリスニングで出題されそうかがあらかじめ予想できるため、
余裕をもって音声を聞くことができます。
先読みのポイント
2023年現在、リスニングテストの大問は3つあり、それぞれに問題数は10問あります。
大問1の 10問題については、選択肢は問題用紙には書かれておらず、
音声を聞くだけで解答していく必要がありますが、
大問2,3の20問はすべて、選択肢は問題用紙に印刷されています。
そのため、問題文のアナウンスが流れる前に選択肢に目を通しておくことで、
問題文を聞くときに注意すべきポイントが理解できるのです。
英検準2級【リスニングテストの問題例】
英検準2級リスニングテストは、以下の3つの大問で構成されています。
・【大問2】会話の内容一致選択
・【大問3】文の内容一致選択
各大問10問ずつ、合計30問になります。
英検準2級リスニングでは音声は一度しか流れません。
【大問1】会話の応答文選択
リスニング大問1は「会話の応答文選択」です。
- 1人目の発言(1回目)
- 2人目の発言(1回目)
- 1人目の発言(2回目)
- 2人目の発言(2回目)←この発言として適切な応答を選択肢から選ぶ
解答時間はそれぞれ10秒です。
例題
④の答えとして適当なのは。。。?
- It’s made out of wood.
- I really love gardening.
- I want something bright.
答えは、3, I want something bright. になりますね。
【大問2】会話の内容一致選択大問2は、「会話の内容一致選択」
解答時間はそれぞれ10秒です。
例題
Question: What does the man want to do?
- Read a newspaper.
- Borrow some books.
- Copy some magazine articles.
- Fix the copy machine.
答えは3, Copy some magazine articles. ですね。
【大問3】文の内容一致選択
大問3は、流れてくる英文を聞き、その質問に対して最も適切な答えを選ぶ問題です。
解答時間はそれぞれ10秒です。
問題文
Question: What did the park ranger tell Kyle to do?
- To keep his food away from bears.
- To buy food at the park’s cafe.
- To take pictures of the bears.
- To call him before leaving the park.
答えは1, To keep his food away from bears. ですね。
英検準2級【リスニングで合格点をとる】練習のコツ
すべてを聞こうとしない
例題を見てもわかる通り、英検準2級のリスニング問題は結構ボリュームがあります。
例題の頭から最後まで、一言一句すべてを聞こうとすると脳が疲れて、
30問最後まで集中力が続きません。
日本語に訳そうとしない
同様に、聞こえてくる英文を日本語に訳そうとすると、
途中で変換スピードがついていかなくなり、意味を見失ってしまいます。
知らない単語が出てきても気にしない
知らない単語がでてきた時、
「何という意味だっけ」と考えすぎることでも、
途中で変換スピードがついていかなくなり、意味を見失ってしまいます。
リスニング問題の練習の仕方
リスニング問題の練習をするときは、まずはとにかく問題を最後まで聞き、
そのあと、内容を要約し、言語化する練習をしてみましょう。
ところどころ意味があやふやな部分があったとしても、
全体として、その音源が何を伝えようとしていたのかを説明してみる。
そのあとで説明できなかった部分、
つまり「意味が取れなかった部分」についてその理由を分析してみます。
・発音を知らないため聞き取ることができなかったのか、
・あるいは音は聞き取れたけれども単語の意味がわからなかったのか、
・スピードが速すぎたのか、など、
「聞けない理由」をはっきりさせましょう。
そのうえで適切な学習をしていくことで、リスニング力が向上していきます。
リスニング力向上に欠かせない練習法と言えば「シャドーイング」
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おススメなので一度無料体験してみて下さい。
*まとめ*
この記事では、英検準2級のリスニングパート対策について説明してきました。
英検ではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングすべてのパートで一定以上の得点をしなければ合格することができません。
ですのでリスニングパートも、過去問題や、予想問題集などを効果的に使用して、
しっかりと対策をしておきましょう!
2023年度第一回目のリスニングパートの原稿を、以下のリンクから確認することができます。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-1-1ji-p2kyu-script.pdf