TOEICテストってライティングもあるの！？
リスニングは何となくできるけどライティングって苦手なんだよね～汗
ライティングテストって言っても一体どんな問題が出るの？？
こんなことで悩んだことはありませんか？
TOEICにはライティングテストもあるんです！
今回はTOEIC S&Wの「ライティング問題」に関して解説していきたいと思います！！
この記事を書いたのは
【yo-ko先生！】
趣味：英語学習
特技：翻訳
TOEIC945点保持
英検1級
子供英会話の講師も務める英語学習のプロでございます。
そんな私がTOEICライティングテストについて
詳しく解説していきます！
ぜひ参考になさってくださいね！
【TOEIC対策】ライティングテストの概要
TOEICといえば、一般には
「L&R（リスニング＆リーディングテスト）」
の受験者が多いですが、
より総合的な英語力の証明として
「S&W（スピーキング＆ライティングテスト）」
を受験する人も増えてきています。
一般社団法人、国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、
英語のコミュニケーションを判定するテストになります。
企業の多くが採用の際にチェックするスキルの内の一つになります。
申込方法
インターネット申込のみの取り扱いです。
また、申し込みの際には、会員登録が必要となります。
受験料
受験料の支払いには
・クレジットカード
・コンビニエンスストア
（セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート）が選べます。
・受験料は、10,450円（税込み）です。
試験時間
試験は日曜の午前・午後の部と分かれています。
会場に到着しだい、本人確認してから着席という流れになります。
途中休憩はないので、事前にお手洗いを済ませることをお勧めします。
試験は1時間20分あります。
Speaking （スピーキング）：20分
Writing（ライティング）：60分です。
※TOEICのライティングテストはTOEICR「 S&W TESTS」の中の試験ですので
スピーキングテストと合わせて受験する事になります。
当日の持ち物
当日は本人確認書類がないとテストを受けることができません。
本人確認書類は写真がついている物限定となります。
尚、未だに感染症対策を行っているのでマスク必須となっております。
問題数
問題数は8問です。
- 【写真描写問題】（5問：解答時間8分）
- 【Eメール作成問題】（2問：解答時間 各問10分）
- 【意見を記述する問題】（1問：解答時間30分）
試験の形式
TOEICライティングテストは
「８問の問題」を「６０分の制限時間」の中で解答していきます。
テストはスピーキングテストに続く形で出題され、
受験者はパソコンを使用し、指示に従って解答していきます。
紙に鉛筆で書く形式ではありませんので注意しましょう。
出題される各問題の解答方法についての説明は全て英語で、画面に表示され、音声でも流れます。
内容は、「写真描写問題」「Eメール作成問題」「意見を記述する問題」の３つです。
点数
ライティングテストは０～200点の間で、10点刻みのスコアで表示されます。
難易度
TOEICのテストは合否があるわけではなく
実力がそのままスコアとして反映されます。
難易度が高いわけではありませんが
「英語で文章を書く」こと自体に慣れていない受験者にとっては
難しく感じられる内容といえるでしょう。
テスト結果
テスト結果は以下の方法で通知されます。
試験日から17日後：インターネットでスコア表示
表示開始後、登録E-mailアドレスへ案内のメールが届くので、
申し込み時のIDでログインして確認することができます。
試験日から18日後：デジタル公式認定証を発行
スコア表示日の翌日を目途に、同じページで確認できます。
申し込み時のIDでログインして確認することができます。
試験日から30日以内：申し込み時の住所に「公式認定証」が発送
履歴書に書いたり、TOEICスコアの証明として必要なものになるので
無くさないように保管しておきましょう。
「TOEICスピーキングテスト」に関しては
こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
【TOEIC対策】ライティングテストの問題構成と評価基準
ライティングテストには3つの問題構成があります。
それぞれ問題の特徴と評価される基準をしっかりと把握して対策していきしょう！
写真描写問題
（5問：解答時間8分）
問題構成
ここでは、画面に表示された写真を見て、
そこに表示されている二つの語（または句）を使用して写真の内容に合う1文を作成します。
評価基準
Eメール作成問題
（2問：解答時間 各問10分）
問題構成
Eメール作成問題では、正しい文法で、そして適切な語彙をスペルミスなく用いながら、
問題に書かれている条件に合った内容のEメールを書くことが求められます。
画面に表示される文章を読み、
それに対して返信用の文章を作成します。
25～50語程度のEメールを読み、返信のメールを作成します。
評価基準
意見を記述する問題
（1問：解答時間30分）
問題構成
提示されたテーマについて、自分の意見を理由、あるいは例と共に記述します。
与えられたテーマに対して、
300～400字で自分の意見と具体的な根拠を記述する必要があります。
ライティング問題の中では、一番難易度が高い問題と言われています。
英語のエッセイでは以下のような型通りに書くことになっています。
「Introduction」
ここでは自分の意見を最初に記述します。
日本語のエッセイとは全く違いますね！！
「body 」
次に自分の意見をサポートする根拠が必要になります。
基本的に３つ必要と言われています。
「conclusion」
最後に自分の意見をもう一度ここで主張してまとめに入ります。
評価基準
この章では、TOEICのライティングテストについて
詳細な情報や試験内容、採点ポイントなどについて説明してきました。
この章を参考に、試験対策を立てていただき、目指すスコアの取得を目指してくださいね！
【TOEIC対策】ライティングテストの問題ごとの対策方法
次にどうやったらスコアが上がるかを紹介して行こうと思います。
TOEICのライティングテスト全体を通して
必要とされるスキルは以下の説明の通りです。
ライティングテストには「TOEIC L&Rテスト」と同様、
一般的、またはビジネスの場面が採用されています。
しかし特殊なビジネス英語や特定の業界・分野の知識を必要としたり、
特定の国の歴史や文化に関連する固有の事象がわからなければ解答できない問題などは含まれていません。
全体的なライティングの対策としては、
普段から英語で文章を書く習慣をつけておくようにしましょう。
それでは問題ごとのポイントを解説していきます！
写真描写問題の対策
（5問・制限時間8分）
まず最初は「写真描写問題」になります。
対策
正しい文法で、写真を適切に表現した内容の文章がかけるように
・普段から正しい文法、正しい綴りで英語の文章を書く練習をしておきましょう。
・日ごろから短い文章を書く練習をしておくことも大事です。
・文法書に載っている例文を丸暗記して、口頭で言えるようになるだけでも対策になります。
TOEICのリスニング対策の参考書が手元にある人は
・写真描写問題の練習問題の正解をディクテーション（書き写し）してみることなども効果的な対策ですね！
Eメール作成問題の対策
（2問・制限時間各問10分）
次はEメール作成問題です。
対策
対策としては、文字数の分量のイメージを掴むためにも
・パソコンを利用して例題の模範解答を書き写してみることがおすすめです。
文章の適切な構成方法なども理解できるでしょう。
この問題を解くにはそもそもEメール問題を理解しないと、答えることができません。
・普段から公式問題集を使って読む練習をしたり、
・TOEICでビジネス用語に慣れておきましょう。
意見を記述する問題の対策
（1問・制限時間30分）
最後に、意見を記述する問題が与えられます。
対策方法
意見を記述する問題では
「質問に対して的確な答えが述べられているか？」
「その答えが、きちんとした理由と具体的な例を使って説得力のある内容でまとめられているか？」
が評価されます。
その際には、「文法が適切か」「語彙が正しいか」「スペルミスなく書かれているか」もチェックされます。
少なくとも300ワード、約２0行ほどの英文を書かなけれななりません。
なので、まずは
・パソコンを使用して例題の模範解答を書き写してみることをおすすめします。
その際には内容を確認し0
・クエスチョンに対して的確に説得力を持って書かれていることをチェックしましょう。
この問題に慣れる為には
・公式問題集の問題を解いて実際に採点してもらいましょう。
最初の内は問題を解いても、本当にそれが正しいのか分からないので、
実際に誰かに採点して貰った方がよいです。
スピーキングテスト対策については00000
こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
【TOEIC対策】ライティングテストにおすすめの勉強法
TOEICには対策しやすい傾向があります。
知らずに勉強を進めるのはとても効率が悪いのでしっかり確認してくださいね！
詳しく解説していきます。
TOEICライティングテスト本番同様の条件で模試を解く
テストについて全体像が把握できたら、
次は本番同様の条件で模試を解いてみましょう。
こうすることで、テスト全体の流れと時間の感覚を把握することができます。
また答え合わせをし、自分の弱点を理解することで、テストに向けた対策を立てることができます。
また、TOEICのライティングテストはパソコンで行われますので、
パソコンを使用した学習がおすすめです。
基本的な文法をマスターしておく
ライティングをする上で基本的な
「中学校卒業程度」の文法事項を理解しておくことは不可欠です。
そのうえで、不確かな部分については文法書で調べていきましょう。
意見を論理立てて書く練習をする
英語でのライティングは、決められた構成にのっとって行う必要があります。
その構成に従っていない文章は
読みにくく、理解しにくく、結果、得点数も低くなります。
日本の作文で言われる「起承転結」とは違うので注意しましょう。
基本的な語彙力をつける
基本的な語彙力がなくては何の問題も解けません。
また、出題される問題内の語彙もしっかりと理解できる必要があります。
TOEICで出題される単語はビジネスに関連するものが多いため
テスト勉強を通じて、ビジネスですぐに役立つ語彙力をアップさせていくことができますね！
問題集を繰り返し解く
実際のテストと似た環境で解答する練習をしておくことは試験対策として効果的です。
自分が書いた英文を添削してもらう
英作文の解答は十人十色であり、決まった一つの答えがあるわけではありません。
自分で答え合わせを行うのも難しいため、客観的な視点で添削をしてもらう必要があります。
おすすめの添削サービスはこちら
スピークバディ
TOEICスコア900点以上or英検1級レベルの英語力を持ったコーチが魅力！AI英会話も使い放題
おすすめのアプリに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので
合わせてご確認ください。
オンライン英会話を利用する
オンライン英会話を効果的に利用することもおすすめです。
ライティングの添削は一般に費用が高いことを考えると
オンライン英会話を利用することは、大変おすすめです。
おすすめのオンライン英会話はこちらです。
スタディーサプリ【TOEIC対策特化プラン】
英語を書くこと・話すことを習慣化する
日本人にとって英語学習が難しい最大の理由は「言語同士の距離の遠さ」にあります。
文字も全く違えば、語順、文章の構成方法も全く違います。
そのため、習慣的に双方の言葉に触れていないと、
いつのまにか忘れていってしまうのです。
この章では、TOEICのライティングテスト対策についてご紹介してきました。
ライティングというのは「付け焼刃のテクニック」では対応できないジャンルです。
それゆえに、 TOEICのライティングテストは、
日ごろからのコツコツとした地道な努力が実を結び、周りと大きく差をつけることができるテストともいえます。
ここでご紹介した方法で実力をつけ、是非将来に活かしていってくださいね！
【TOEIC対策】ライティングテストのスコアに対する英語力の目安
ライティングテストのスコアをもとに
一体どれくらいの英語力があるのかを解説していきます。
まだテストを受けていない場合でも、
模試など解いてみて今のあなたの英語力は一体どれくらいあるのか
計ってみるのも刺激になって良いですよ！
ライティングテスト：200点
・明確で、一貫性のある、的確な文章を書くことができる。
・理由や例をあげたり、または説明をして意見を裏付けるなどして、よくまとまった十分に展開された文章を書くことができる。
・さまざまな構文や適切な語彙・語句を使い、自然な英語を書くことができ文法も正確。
ライティングテスト：170～190点
・理由や例をあげて、または説明をして意見を裏付けることができる。
・明確で、一貫性のある、的確な文章を書くことができる。
・理由や例をあげて、または説明をして意見を裏付けることができる。
・さまざまな構文や適切な語彙・語句を使用することができている。
・述べられている様々な考え同士の関連が不明確であることがある。
・文法上の小さな誤りや、語彙・語句の選択が不正確であることがある。
ライティングテスト：140～160点
・明確で、一貫性のある的確な文章を書くことができる。
・意見について説明しようとするときはその意見と関連のある考えやある程度の裏付けを提示することもできる。
・要点の具体的な裏付けや展開が不十分なことがある。
・述べられている様々な要点同士の関連が不明確なことがある。
・文法的な誤りがあり、語彙・語句の選択が不正確なことがある。
ライティングテスト：110～130点
・重要な情報を書き忘れることがある。
・文章にわかりにくい部分がある。
・意見について説明しようとするときは、その意見と関連のある考えやある程度の裏付けを提示することができる。
・述べられている様々な要点同士の関連が不明確である。
・文法的な誤りがある。
・語彙・語句の選択が不正確である。
ライティングテスト：90～100点
・重要な情報を書き忘れることがある。
・文章にわかりにくい部分がある。
・意見を裏付ける例、説明、詳細が不十分である。
・
不適切である考えを述べる構成がよくない。・考え同士の関連が不十分である。
・考えが十分に展開されていない。
・重大な文法的誤りがある。
・語彙・語句の選択が不正確である。
ライティングテスト：70～80点
・文章と文章のつながりが欠けている。
・あいまいである文法的誤りが多い。
・語彙・語句の選択が不正確である。
・意見を裏付ける例、説明、詳細が不十分である。
・不適切である考えを述べる構成がよくない。
・考え同士の関連が不十分である。
・考えが十分に展開されていない重大な文法的誤りがある。
・語彙・語句の選択が不正確である。
・このレンジ内に該当する受験者は、文法的に正確な文章を作成するのに必要なある程度の能力を有しているが、一貫性に欠ける。
ライティングテスト：50～60点
・語彙・語句の選択が不正確である。
・意見を説明しようとすると、無秩序な構成と不十分な展開詳細情報の欠落。・意見を説明しようとすると、関連の欠如文法的誤りの頻発。
・意見を説明しようとすると、不正確な語彙・語句の選択。
・このレンジ内に該当する受験者は、文法的に正確な文章を作成するのに必要なある程度の能力を有しているが、一貫性に欠ける。ライティングテスト：40点
・あいまいである。
・文法的誤りが頻発する。
・語彙・語句の選択が不正確である。
・意見を説明しようとすると無秩序な構成と不十分な展開詳細情報の欠落する。
・意見を説明しようとすると関連の欠如文法的誤りの頻発する。
・意見を説明しようとすると、不正確な語彙・語句の選択する。
・このスコアに該当する受験者は、文法的に正確な文章を作成することができません。
ライティングテスト：0～30点
テストのディレクションや設問の内容を理解するのに必要な英語のリーディング能力に欠る。
TOEIC全体のスコアレベルについては
こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
【TOEIC対策】ライティングの勉強に使うおススメの教科書
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次にTOEIC Writing対策に使うお勧めの教科書を紹介して行きたいと思います。
瞬間英作文
まず最初に、森沢 洋介さんという著者の「瞬間英作文」を紹介します。
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この本をお勧めする理由としては
英会話をするにあたって必要な英文型を全て網羅しているからです。
この本に載っている英文を全てマスターすれば
基本的な会話やTOEICの文法問題やWriting対策にも繋がります。
ＣＤも付いて、1980円で購入できるのでとてもお勧めします。
公式問題集
次にお勧めする教材が
「公式TOEIC Speking ＆Writing ガイドブック」
です。
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こちらは本番形式に沿って問題が出題されています。
writing だげでなくSpeaking問題も載っているので、
この問題集を制覇すれば対策はバッチリです！！
おすすめの参考書に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので
合わせてご確認ください。
まとめ
だいたいの概要を把握できましたか？？
まだ日本では認知度が低いとは言えど
国際社会化で英語が必要になってくる世の中
確実にTOEIC Speaking ＆Writingの需要は伸びてくると言えます。
しっかりと対策をして、
ハイスコアを目指していきましょう！！
